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(1)結婚記念日に模型を買って帰った男
発売日に会社の近所の模型店で〈吹雪〉を購入。特I型、待ってたんですよ。で、帰ったら「今日は何の日?」チェック。模型を買ったことがバレたかと思い、「いや、今日が発売日でさー」「そうじゃなくて!」不覚。結婚記念日だったことをすっかり忘れていました。しまった、覚えていれば模型店の近くの店でワインでも買って帰ったものを!
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(2)新製品の割には
この後で発売されるエッチング・パーツ付を本命として、こいつは電撃的に完成させます。で、その完成品と一次資料とを見比べて修正すべき箇所をチェックしよう、と。とりあえず船体から組み立てていきますが、意外にバリとヒケが多い。サンディングで処理して、錨鎖甲板の隙間をアルテコで処理します。「すぐみん」と言っても基本工作は押さえんとな。舷側には凹モールドで継ぎ目表現がされていますが、表面処理必須の船体なので、このモールドは無用ですなあ。どっちにしろ船体中央部のモールドは消えかかっているし。あ、もちろんパーツの接着には瞬間接着剤を使っています。
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(3)しまった、フルハルにするんじゃなかった
貧乏性なのでパーツを余らせるのがもったいなくて、フルハル仕様に挑戦。合いはそんなに良いとは言えず、接合面はアルテコの出番。隙間と段差を丁寧に処理します。ウォーターラインだったら手間いらずだったんですが。
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(4)マスキングは最小限で
エアブラシは使わない方向で。艦底の継ぎ目が消えていることもあって、サフや船体色を考えなしに吹くと塗り分けラインがわからなくなるので、マスキングをして艦底色を塗布。タミヤ・スプレーのダルレッド。ちょっと明るめだけど、好きな色です。で、ここへきてとんだミスを犯したことに気づきましたが、完成する頃には忘れてしまえる内容なので、そのままスルー。いや、パーツを取り付けた時におかしいとは思ったんですよね。
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(5)船体色を塗装
艦底色の乾燥待ち時間に小物パーツを作ります。艦橋、給気筒、煙突は部品の継ぎ目が目立つので、ゼリー状瞬間接着剤をパテ代わりに使って継ぎ目を埋めておきます。艦底色が乾いたら、今度は艦底部をマスキングして船体色を塗装。今回は汚し塗装をするかもしれないのでMr.カラースプレーを使用しました(タミヤスプレーはエナメルに弱い)が、ちょっと色が濃いんですよね。吹き残しがないように、そして厚吹きにならないように注意。小物パーツもスプレーで塗装しています。
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↑↑↑ここまでの作業時間:5時間(計8時間30分)↑↑↑
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(6)細部を塗装
リノリウムを塗装します。乾燥時間が長く、ムラが出にくいタミヤカラー・エナメルを使用。リノリウム押さえのモールドを1ブロックと考えて塗っていけば、まずムラは出ません。いやー、いつもはリノリウムをエアブラシ塗装して、ちまちまマスキングをして船体色を吹いていましたが、このほうが楽だし、ストレスも少ないですね。
防水布はデッキタン、カッターと内火艇の木部はデザートイエローを使用。艦橋の窓はガンダムマーカー・スミ入れ用を使っています。
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↑↑↑ここまでの作業時間:2時間(計10時間30分)↑↑↑
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(7)小パーツを取り付け
リノリウムが完成したら、小パーツを取り付けます。今回は竣工時にしたので戦隊番号と艦名のデカールを貼付します。ニスがシルバリングを起こすので、できるだけ余白はカットしておきたいところ。デカールが乾燥したら、最後につや消しのトップコートを吹いて完成です。写真はこの辺り。
完全な素組みでいくつもりでしたが、伝声管だけ追加してしまいました。
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