店頭で最近、ホビーボスが頑張って製品開発をしているという話を聞き、また実物を見てスピットファイアよりずいぶん進化しているのを確認して、思わず購入してしまいました。

零戦は日本を代表する戦闘機であり、こだわり派の人にとっては全く物足りないキットだと思いますが、「手っ取り早く形にしたい」という向きには最適でしょう。何せ、半日で組み立てから塗装、デカール貼付まで済んでしまいます。一番手間がかかるのが風防枠の塗装で、それ以外は（もちろん細かい点に全て目をつぶれば）手間がかかりません。

スピットファイアでは風防と機体に大きな隙間ができましたが、今回はそれも最小限に抑えられています。若干合いが悪いものの、脚カバーもついています。当たり前と言えば当たり前ですが。

今回、濃緑色はガイアノーツの特色を考えなしにそのまま使いましたが、少し暗い感じ。スケール・エフェクトを考えて明度を上げておけば良かった。また手抜きしてパーツの洗浄を怠ったため、マスキング・テープごと塗料がもっていかれる事態も発生。中国製、東欧製の模型は事前の洗浄をしっかりやろう。

何故かインストが入っていなかったため、塗装とデカールは手持ちの模型誌を参考にしています。そのためかなり怪しいものになっていますので、ご容赦のほどを。